Bye 
タイトル Bye
ジャンル 分岐なしビジュアルノベル
使用ツール NScripter
容量 約300MB
サイト名  トラウムブルグ7番地
サイトさまでリンクが見つからなかったので、フリー版は こちら(Vector)からお願いします。
サークル名 トラウムブルグ7番地 さま
コメント
***ストーリー***
冬。雪の降る季節…白だけの世界。
みんな違う過去を持っていて、みんな違う哀しみを背負っている。
そして、光と影。二つの世界のバランスを取りながら生きている。
そこに住む人々が生きていくためには、そうするしかなかったのだから。
微妙なバランスを取って生きるしかなかったから。
そのバランスが崩れたとき…このお話は始まった。哀しいお話が─。

『半人前の幸せしか持たない私たちだけど、みんな集まれば……きっと一人前くらいの幸せにはなるよ』

(サイトさまより抜粋)


感想は↓より

***感想***
タイトルでもわかるように、『別れ』を扱った感動系ノベルです。
恋愛要素もあるにはありますが、『生きる』ということや夢や幸せについて考えることに重点が置かれている作品です。
5章からなるこちらの作品。根本となる設定は同じで、展開はパラレルワールド。全章プレイすると20時間を超える大作ですので、長編好きでしかもKey系ゲーの奇跡&感動が好きな方にはオススメ。

ギャルゲーなノリを覚悟していたのですが、この手のゲームにありがちなありえないほどはじけた日常描写が少なめで鳴海的には好印象でした。あれ、苦手なんですよ。あまりにもしつこいと怒りすら覚えるほどに(笑)
各章それぞれのキャラ視点でストーリーは進みますが、パラレルなので全く同じ展開にはなりません。とはいえリンクしている部分が多いので、そこらへんは冗長に思われるかも。
しかしそれぞれの視点でそれぞれの感動を描く手腕は素晴らしいと思いました。各章クライマックスの種類が同じだと、感動のパーセンテージが下がると思うんです。キャラの設定等が同じであるパラレルだからこその苦労と工夫が感じられました。

気になった点といえば、男性キャラの印象が弱すぎることですね。総人がヘタレすぎ。ヘタレ描写は多々あれど、それを跳ね返す言動は皆無。
特に最終章は疑問に思うことがちらほらと…。皆が行動を起こすときも重大なことを瑠璃に告げるのも、あまりにも杏中心にストーリーが進むので『総人と瑠璃の関係』が希薄に感じられるのです。影の部分を背負った頃に出会った総人と瑞穂と瑠璃。この3人の結びつきはもっと強いと思うのですが、それらが全く感じられませんでした。この展開だと総人と瑠璃よりも杏と瑠璃のほうがはるかに深く結びついているような印象を受けます。でもこれは女性目線での意見なので、男性視点だとそうでもないのかなぁ。

グラフィックは背景が秀逸!原画・背景ともに同じ方が担当されていらっしゃるので、とにかくキャラクターと融和していて素晴らしいです。キャラクターは立ち絵が豊富で、冬服の素材まで感じられる程塗りも丁寧で綺麗。CGは顔と手のバランスが微妙な何枚かが惜しいところですが、女の子はかわいいです。いずれにせよレベルはかなり高いかと。

***備考***
奇跡・ご都合主義的展開・感動といった要素が苦手な方には本気で向いていない作品です。プレイされる際にはご注意ください。

 

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