Abend Eden 
ジャンル  現代(近未来?)吸血鬼ファンタジー(?)
公開日 2009.11.07
使用ツール ?
容量 解凍前-48.9MB 解凍後-54.6MB
総プレイ時間 2~2時間30分くらい
サイト名  Team Eye Mask
サイト様閉鎖? DLはこちらからどうぞ。広告画像がなかなかイカガワシイので要注意です。
サークル名 Team Eye Mask さま

***ストーリー***
abend EDEN
宵闇の楽園。

ABnormalEND EDEN。
不意に終わる楽園。

少女は永遠を生きる。牢獄のような楽園で。だがその仮初の永遠が終わる時、一つの世界もまた終わろうとしていた…

現代を生きる吸血鬼の少女が次元の狭間を生きる魔女とであった時一つのパラダイムが終わりを告げる

(制作者サイトさまより転載)


感想は↓より

***感想***
登場人物は、過去のつらい出来事から自らの生に疑問を持つ主人公の或路と、永の生を紡いできた吸血鬼マリス、その従者ディヴァ、そして謎の女性アンフィニと、秘密の人物が一人。
『死』に触れる為に夜にビルの屋上に立つ或路とマリスとで交わされる『ゲーム』を主軸に、マリスの過去を垣間見ながら進んでいく一夜の邂逅ストーリー…といった感じでしょうか。

「始祖であり原型の吸血鬼」であるマリスの『“伝承”が異形をつくる』という存在定義にまず惹き込まれましたね。それがゆえに元は人間だったディヴァも、人々から『伝承』として語り継がれて異形としての存在を持ち、マリスを主と仰ぎ守っていく。そんな2人の結束の強さというか、確固たる関係が端々に感じられました。ディヴァの存在があったから、長い時間を過ごしていけたんじゃないかな、と容易に推察できるほどの濃密な関係(変な意味じゃなくて!)。
マリスは外見はとてもかわいくて、でも長く生きているが為の飽いた感じも匂わせていてキャラクターとしても非常に魅力的ですし、マリスという存在がこちらのゲームの面白さを掌握してるような気がします。

アンフィニという存在もよかったですね。ビジュアルも非常に好みですv
彼女の存在がなければ或路の存在の証明ともいえる「この世界に干渉して世界の可能性を変えていく力」は仮定されなかった訳ですし、重要な役柄といえばそうなんですが、それだけに終わらない存在感がありました。

ちょっとびっくりしたのが謎の人物。いや正体にビックリした訳ではなく、年代にびっくりというか…。マリスの過去の映像に登場する人物なんですが、感じられた時代背景はもっと遠い昔だったんですよね。でも大して昔の過去ではなかったのか。キャラクターの人物相関も、この人物を中心にすると皆踊らされた感があってなかなか面白いです。
気になっている部分としては、この人物がマリスと交わしたゲームはマリスとの関わりをもっていくのが自分だけでは終わらないだろう点です。勝手に人の先まで決めちゃっていいのか?結果論としては良かったんだろうけれど、ね。


プレイ画面が横長でちょっと独特。ツールがよくわからないのですが、バックログあり、スキップなし。テキストの表示の仕方が凝ってます。なんかパワーポイントみたい。表示速度が変えられないのが残念。
立ち絵はありますが、スチルはなし。マリスはかわいいしアンフィニは美人さんなので一枚絵欲しかったです。


「特異点」とか「異形」とかいったキーワードを持つキャラが大集合で世界観は大きいですが、そのキャラたちが集まったビルの屋上で交わされる会話で終結してしまうだけに、全体的に閉塞感が漂っていたような気がします。
そして内容は哲学的ですらあり難解な部分も多いかと…。自らの生の意味を問い、自己の存在の定義を確立していく…とか、文脈を理解するのに2,3回ほど繰り返し読んだりもしましたがちょっと後半頭痛くなっちゃいました。

それでも[飽きさせない・投げ出させない]というプレイヤーに読ませる力と惹きこまれる魅力を持ったゲームでした。
このジャンルがお好きな方は如何でしょうか。
 
 

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