SWEET HOLIC

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***15推*** 氷の涙  

リメイク版公開の為、旧版配布終了
レビューは旧版となります。
公開日  2009.06.04
ジャンル ファンタジーノベル
使用ツール 吉里吉里2
容量 解凍前-27.0MB 解凍後-30.7MB
総プレイ時間 2~3時間くらい(初回プレイ30分~1時間くらい)
エンド数 9
サイト名  Empyrean
DLはこちら(ふりーむ!)から。
管理人名 鷹野遙(たかの・はるき) さま

***ストーリー***
タヴァロスの王ダーラヤヴァシュは、若き軍の将アルダシールにカラダイン併合を命じた。北方の小国カラダインは、圧倒的な国力を誇る新興国タヴァロスの前に、なすすべもなく呑み込まれる。
『カラダインの青き薔薇』とその美しさを讃えられた王女リュシアは、ただ一人残された王族として捕虜となる。滅びた国の王族に残された道は、王位継承の道具として利用されるか、さもなくば死か。
与えられた運命は厳しいものだった。
そのなかで、リュシアの憎悪は王へは向かわず、自分をあわれみの目で見るアルダシールへと向かう。自分から全てを奪った彼が、婚約者とともに立ち幸せそうに笑っているのが許せなかったのだ。
それを見抜いた執政官のファルークは、とある提案をもちかけるために彼女のもとを訪れる。

 リュシアの選択する道の先には、何があるのか。

 それは、あなたが確かめてください───。

(サイトさまより転載)

感想は↓より
***感想***
『自国を滅ぼされた美貌の王女』というヒロインに相応しいダークシリアスなファンタジー。
とはいえ、そこまで『ダーク』という印象は受けませんでした。
ただ、ハッピーなエンドが本当に少ないので、ハッピーエンド至上主義の方は要注意かもしれません。

アルダシール
王の命とはいえカラダイン攻め落としたことに対して負い目のあるアルダシール。
最初は同情かと思っていたのかもしれないリュシアへの感情は、リュシアの美しさなどとは関係なく、あの戦勝祝賀の宴でのリュシアの感情の発露で花開いたような気がします。
『開いた』といっても無骨で生真面目な朴念仁タイプなので、それに気付くのが遅い遅い。気付きたくなかったから逃げていた─という部分もあるとは思いますが。
必死に押し隠そうとしているのに溢れてしまう想いと行動が、プレイしていて胸を熱くしてくれました。
シーリーンが見てしまったあの絵画のようなシーンは、スチルがないにもかかわらず脳裏にそのシーンが浮かんでしまうくらい素敵だったと思います。
状況が許さない立場や様々な画策など、いろんな要素が絡み合い、それでも離れられない2人のエンディングが素敵でした。
ファルーク
目的のために、リュシアを利用しようと共謀を持ちかけるファルーク。
祖母がカラダインの人間であるが故にタヴァロスでは特異な容姿を持っているファルークですが、純粋にタヴァロスのことを考え行動しているのが分かります。
甘さをメインとしたゲームならば『ミイラ取りがミイラに』的展開が待っていると思うのですが、リュシアとファルークの場合は違いました。
『王の妃になることが決まっている捕虜』と『タヴァロスの優秀な執政官』という立場も当然ありますが、リュシアは自分の想いを貫くには気高すぎ、ファルークはタヴァロスに自分を懸けすぎていた──のでしょうね。
2人の気持ちは重なっているのに先がない事もお互い全て理解している、そんな描写が切なかったです。
でもファルークエンドがおそらくこちらのゲームでのTRUEエンドなのだと思われます。
アズール
訛りの強い言葉遣いの庭師の少年。
一応隠しキャラなのだと思いますが、サイトさまにある攻略情報にも名前が出ているので名前出しても大丈夫かな?
隠しキャラという以上は当然ただの庭師ではない訳です。正直予想以上の萌え設定でした。
彼にもアルダシールとファルーク同様「ある柵」が存在するのですが、アズールが2人と違うのは、自分の立場や状況以上にリュシアの存在が大きかったという点でしょうか。まぁ、その柵に負けてしまうバッドエンドも存在しますけど、そのバッドエンドでもアズールの中のリュシアという存在の大きさは十分に感じられます。
出会いが「庭師」としてだったからなのか、アズールに対しては自らの立場を意識せず穏やかに過ごせているようなリュシアが、他ルートから比べると年相応だったかも。
唯一の憂いらしい憂いがない純粋なハッピーエンドルートなので、幸せそうな2人のエンディングに和みました。

ゲーム中にスチルはありませんが、コンプすると超絶美麗なイメージスチル?が閲覧できます。


とてもシリアスな状況下でのストーリーなのでどうしても暗い展開に向かいがちですし、リュシアの状況下では思考が若干黒いのも当然です。
むしろそんな状況下での心の移ろい、機微、打算、誇りなどが丁寧に描写されていて、とてもいい作品だったと思いました。


***備考***
攻略はサイトさまにヒントが、サイトさまのブログに攻略そのものが掲載されています。

Posted on 2010/06/11 Fri. 23:57 [edit]

category: 乙女・女性 年齢制限アリ

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