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***15禁*** 退紅 
公開日 2010.09.30
ジャンル ビジュアルノベル
使用ツール LIVEMAKER
容量 解凍前-41.6MB 解凍後-43.3MB
総プレイ時間 1時間30分くらい
サイト名  Planetarium(ぷらねたりうむ)
管理人 しのゆ さま

***ストーリー***
街の大通りに有る、幾つもの宿屋の一つ「風見鶏亭」
そこに珍客が訪れたのは、秋も深まる夜の事だった。
客の名は、ジルベール・ブラン。
近隣に住む、奇妙な噂を持つ画家である。
ジルベールは、宿で働く掃除婦のクロエに
絵のモデルになって欲しいと頼むが…

(サイトさまより転載)


***キャラクター***
クロエ……主人公。宿屋で掃除婦として働く平凡な女性。飛び抜けた容姿や才能が有る訳ではないが、どこか人を惹き付ける魅力を持つ。
ジルベール……風見鶏亭の近くに住む無名の画家。貴公子然とした容姿を持つ美貌の男。過去、自分の専属モデルで恋人であった女性を殺したという噂が実しやかに囁かれている。
レティシア……クロエの同僚で友人。噂好きで、何処からともなく眉唾な情報を仕入れてくる。スキャンダルや怪奇事件を好むが、根は臆病な所が有る。
ギュスターヴ……青年実業家。宿を使用した際、クロエに一目惚れする。

(サイトさまより転載)


感想は↓より

***感想***
欧風の下町が舞台なのかな?
ヒロインの一人語りでほぼ全テキストが淡々と進んでいきますし、終始落ち着いた雰囲気でストーリーに際立った起伏があるわけでもないので、人を選ぶ作品かもしれません。敢えていうならやはりクライマックスが山場なのですが、それも比較的おとなしい描写です。
サイトさまに【このゲームは性的・流血などの内容を含むことから15禁とさせて頂きます】と表記がある上、プレイ序盤で判明するジルベールの噂からもある程度予感させる部分(要素)もあります。
しかしそれ目当てだとがっくりしてしまうかも。
それがメインではなく、あくまでクロエとジルベールの2人の関係をつくるための一つの欠片でしかないような描かれ方でした。

でも、こちらの作品。そういった部分が本当に好きだと思います。
雰囲気も好きですが、要素を特化させていないことでストーリーを純粋に楽しめました。
「秋」という季節にとてもよく合う、切なさと、しっとりから激情までクロエの心情が静かに描かれた素晴らしい作品です。


◆登場時は「大人の男の人」──といった雰囲気を醸していたジルベールですが、クロエが初めて部屋を訪ねた時の大家との攻防をみて印象がガラッと変わりました。貴族然としたイメージがいい感じに崩れていい印象に。
明るくて社交的という面があるからこそ、それからの展開に重みが出たのではないでしょうか。
とはいえ基本は売れない画家だし、生活のために肉体労働で日銭を稼いでいるし、よくない噂がまとわりついているし、微ヘタレだし…で、ダメ男ではあるんです。いやでも、ダメ男にはダメ男なりの魅力があるんですよ!
2人の関係をじっくりと描いていったクライマックスは、ドロドロ展開を期待しすぎると拍子抜けする方もいらっしゃるでしょう。個人的には「これ以上ない」ってくらいの締め方だったと思います。何とも言えず美しく、綺麗な終わり方。
嫉妬に駆られながら激情に身を任せるクロエと、そんなクロエによって過去の自分の想いと今の気持ちに気付かされるジルベール──。
やっぱ好きだなぁ、この作品。


プレイ画面では、セリフは通常テキスト枠以外のセリフ枠で表示されます。セリフも通常テキストも横幅の文字数が少なめなので、とても読みやすかったです。セリフ枠のおかげでゲームの画面に奥行まで感じられました。
CGは14枚。雰囲気が最高にツボ!素敵CGばかりでした。
クリア後の「付録」では、画廊(CGモード)や人物紹介が楽しめます。
中でも一番好きなのは「来歴」。ジルベールの今後を第三者の視点でわかる事実でまとめています。
ジルベールとクロエの2人の関係を考えたとき、後日談ストーリーなどで語るよりもこういった形の方が余韻を感じられるし、想像力を掻き立ますね。


プレイしてじわ~っと胸に何かが残る一作です。
比較的年齢が上のお嬢様方にプレイしていただきたい作品ですね。
 

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